西武は24日、右ひじ内側側副靭帯再建術を行った2年目・上間永遠投手(20)と来季の契約を結ばないことを発表した。今後、育成で再契約する方針だ。
今季、一軍デビューし1勝1敗、防御率6・33の成績を残した上間だが、22日に右ひじの「トミー・ジョン手術」を受け全治には1年を要す見込み。
渡辺久信GM(56)は「(実戦復帰まで)1年以上かかる。来季の試合には無理なのでね。しっかりリハビリをやってもらうため」と今回の措置を説明。
続けて「リハビリ期間は投げたくても投げられないつらい期間であると思うが、先を見据えて投げられるように。競争でしっかり支配下を勝ち取れるようにやっていってほしい」と復活への期待を語った。
上間は「手術の影響で来年はしばらく投げることができませんが、慌てずにじっくりと、その時々の状況に応じてできることをしっかりやっていければと思っています。そしてこの1年間、リハビリやトレーニングを重ねることによって、より強い球を投げられるようパワーアップしたいです」と球団を通してコメントを出した。