【新日本・BOSJ】ヒロムがBUSHIとのLIJ対決制し3勝目「両国のメインはジュニアがいただく」

BUSHIを仕留めたヒロム(東スポWeb)

新日本プロレス24日後楽園大会「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」公式戦で、前年度覇者の高橋ヒロム(31)がBUSHI(38)とのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン同門対決を制し3勝目を挙げた。

互いを知り尽くした同門対決は一歩も譲らない激しい攻防の応酬となった。サンセットフリップパワーボムを決めたヒロムはTIME BOMBⅡで勝負に出るが、これを阻止されると何と毒霧を浴びてしまう。

ラ・マヒストラル、コードブレイカーとBUSHIの猛攻にさらされながらも3カウントは許さない。MXをカウンターのコードブレイカーで迎撃し再び攻勢に。ダイナマイトプランジャー、ビクトリーロイヤルで追い詰めた。

なおも粘るBUSHIにBUSHIロールで丸め込まれたヒロムだが、これもキックアウト。ヒロムちゃんボンバー2連発から最後はTIME BOMBⅡを決めて激闘に終止符を打った。

この日の試合にはLIJの内藤哲也がゲスト解説に訪れていた。試合後にマイクを握ったヒロムは「タッグリーグ中、本当に忙しい中、わざわざ解説に来ていただきありがとうございます。順調に勝ち進んでますね。もちろん決勝に行く自信があるから今日解説席に余裕で座っているんですよね?」と、参戦中の「ワールドタッグリーグ」(パートナーはSANADA)で単独首位に立つ内藤に呼びかける。

さらに「俺ももちろん決勝行きますよ。たとえ内藤、SANADAが決勝に上がってきたとしても、両国国技館(12月15日)のメインイベントはジュニアがいただく! もちろんこの俺が2連覇だ!」と豪語。同時開催中のWTLも含め、今シリーズの主役は誰にも譲らないと宣言した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社