養鶏場ではなく「鶏工場」、最新技術でリニューアル 「住民の食生活向上に積極的に貢献」

朝鮮では、養鶏場を「鶏工場」と呼ぶ。工業的な方法で鶏を飼育する施設なのでそう命名された。

全国各地には、「鶏工場」が運営されており、近年は最新技術の導入による工場のリニューアルも行われている。

 朝鮮中央通信によると、平安北道の亀城鶏工場がリニューアルされ、竣工式が11月24日に行われた。

リニューアルした亀城鶏工場(労働新聞)

 数十の生産棟を建て直し、設備のオートメーション化を実現し、添加剤及び発酵餌の生産場、メタンガス発電所、有機質による複合肥料生産基地などを新たに建設した。

 今回、同工場では国内の原料に基づく添加剤及び発酵餌の生産工程を確立したという。

 朝鮮中央通信は、同工場のリニューアルが「道内住民の食生活向上に積極的に貢献する」と強調した。

© 株式会社朝鮮新報社