ローマが4発圧勝で首位通過に望み セセニョン退場のトッテナムはコンテ体制初黒星

 UEFAヨーロッパカンファレンスリーグのグループステージ第5節が25日に開催された。

コンテ監督、荒れ試合となったトッテナム初陣を回顧「クレイジーゲーム」

ASローマ vs ゾーリャ・ルハンスク
 UCLここ2試合で勝利から遠ざかっているローマは、15分にカルレス・ペレスが先制に成功。33分にはニコロ・ザニオーロが追加点をゲットする。すると後半開始早々46分にタミー・エイブラハムがネットを揺らし、75分に再び決めてドッピエッタ(1試合2得点)を達成。4発圧勝でGS2位以上が確定した。

ムラ vs トッテナム・ホットスパー
 11分にムラにいきなり先制点を喫したトッテナムは、33分にライアン・セセニョンが悪質なファウルで一発退場に。長い時間で数的不利を強いられたトッテナムは72分にハリー・ケインが同点弾を挙げるものの、後半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを献上。1-2でアントニオ・コンテ体制初黒星となり、首位通過の可能性も消滅した。

マッカビ・テルアビブ vs LASK
 中村敬斗がスタメンに名を連ねたLASKは、勝ち点で並ぶテルアビブと激しい首位争いを演じる。このままスコアレスドローかに見えた89分、サシャ・ホルバートが値千金の決勝弾をゲット。劇的勝利を成し遂げたLASKが直接対決の結果でテルアビブを上回り、最終節を待たずして首位通過が決定した。

ローマが大量4発でUCL3試合ぶりの勝利 Photo Silvia Lore

© 株式会社SPOTV JAPAN