ハーランド、ドルトムントCL早期敗退で来夏移籍は不可避か

 ボルシア・ドルトムントがUEFAチャンピオンズリーグ早期敗退となり、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド移籍が現実味を帯びている。

ドルトムントがまさかのGS敗退…スポルティングに3発完敗でELプレーオフへ

 CLグループステージ第5節スポルティング戦に臨んだドルトムントは、猛攻に耐えきれず1-3で敗戦。直接対決の結果スポルティグを上回れず、3位が確定しグループステージ敗退が決定した。国内では首位バイエルン・ミュンヘンと1ポイント差で肉薄しているものの、スペイン紙『マルカ』はドルトムントのヨーロッパでの苦戦がハーランドの去就に大きな影響を与えると報じている。

 2020年1月にレッドブル・ザルツブルクからドルトムント移籍したハーランドは、ブンデスリーガを席巻し69試合で70ゴールを記録。2024年までの契約を残すハーランドは2022年夏に7500万ユーロ(約90億円)に違約金が発動し、複数のメガクラブが熱視線を注いでいる。退団が囁かれる中ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは、「私たちがハーランドだけに尽力し他の選手を疎かにするなら、それは選手の性格を見誤ることになる」と言及。「契約延長は私たちにとって永遠のプロセスだ。チームを長期的に発展させるには3〜4年選手を維持できなければ難しいが、私たちはまだこのレベルに達していない」と弱気な発言を漏らした。

CL早期敗退でハーランド来夏移籍は濃厚か Photo Dean Mouhtaropoulos

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