糸魚川市の「着ものでまち歩きの会」(石田千枝子代表)は21日、同市本町の割烹春よしで秋の昼食会を行った。
同会の本年度活動の一つとして、30日まで実施している「じょうえつ・いといがわマンスリーバル街」の連携イベントを利用して企画。会員同士の親交を深め、地元飲食店の応援やまちのにぎわいづくりにつなげようと参加を呼び掛けた。
コロナ禍で着物を着て出掛ける機会が減り、同日は久しぶりに会員15人が着物姿で集った。食事会場では座席間隔を確保した配置やお酌を遠慮するなど感染リスクの低減に協力して、旬の素材を使った季節料理をゆっくりと味わった。好天に恵まれ、個々に街中にも出て秋の散策を楽しみ、着物の良さも地域にアピールした。
石田代表は「着物を着たい、着て出掛けたいという皆さんの声を頂いた。今は仲間内で安心して楽しみ、少しでも爽やかな気分になれたら」と話した。