100万の光が街を彩る 佐世保「きらフェス」開幕

色鮮やかなイルミネーションで彩られ多くの来場者が訪れた「きらきらフェスティバル」会場=佐世保市、島瀬公園

 長崎県佐世保市の冬の風物詩「きらきらフェスティバル」(実行委主催)が26日夜、市中心部のアーケードで開幕した。主会場の島瀬公園で点灯式があり、カウントダウンで約100万個のイルミネーションに一斉に明かりをともすと、来場者から歓声が上がった。
 26回目の今回は、同公園そばの島瀬美術センター壁面の電飾をやめ、光り輝くモミの木など目線に近いイルミネーションに力を入れた。12月25日まで音楽やダンスなどの多彩なイベントを企画。点灯は来年1月10日まで続ける。
 市民がアーケードに集合して飲食する恒例の「大パーティー」は新型コロナウイルス感染防止のため取りやめ、代わりに12月1日に「きらきら0(ゼロ)次会」を開き、お茶の乾杯で盛り上げる。実行委は「0次会後、感染症対策に取り組む飲食店を利用してほしい」と呼び掛けている。

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