長崎県佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)に26日、国の天然記念物ツシマヤマネコの「優芽(ゆめ)」(雌、4歳)が仲間入りした。当面、公開する予定はない。
環境省の繁殖計画に基づく移動で、京都市動物園からやってきた。これまで森きららではツシマヤマネコの雄2匹、雌1匹を飼育しており、優芽がきて4匹となった。昨年12月に福岡市動物園から来園した「あおば」(雄、3歳)を公開しているが、今後あおばも繁殖の取り組みのため公開を中止する予定。
担当の同園職員、足立樹さん(38)は「優芽とあおばが仲良くなってくれることを期待したい」と話した。
京都から来ました、ツシマヤマネコ「優芽」です! 森きららに仲間入り
- Published
- 2021/11/27 11:30 (JST)
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