堂安律、なぜPSVに残留したのか 本人が理由を説明する

日本代表の10番として東京五輪を戦った堂安律。

ブンデスリーガへの再移籍が噂されていたが、今季はPSVに留まってプレーすることになった。

『VI』によれば、堂安はPSVに残留した理由を説明したという。

プレシーズンを過ごせなかったため、当初はスタメンではなった堂安。だが、怪我人が出たこともあり、その座を掴んでいる。チームに残った理由は、ロジャー・シュミット監督との関係性にあったようだ。

堂安律

「(昨季プレーした)ドイツにはいい思い出があった。

オリンピックから帰ってきて、監督といい話し合いができた。

彼とは正直に話した、自分にとっては、あの話し合いは重要な瞬間だったから。

いい話し合いができて、自信をもらえた。

ここでプレーできるのは嬉しい。ここ数週間はいいプレーができているけれど、今後もいいプレーを続けるのが大事。

(怪我人が帰ってくるが)他の選手のことではなく、自分自身のことに集中する」

ビーレフェルトが完全移籍で買い取るための移籍金を捻出できなかったために、PSVに戻ってきた堂安。シーズン開幕前には不安があったために、シュミット監督と話し合ったそうで、そこでいい感触を掴めたようだ。

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一方、シュミット監督は「彼を説得するのは簡単ではなかったが、引き留めることができたのは非常に嬉しかった。彼は攻撃面で多くのことをもたらすし、守備でもとても信頼できる」と堂安の活躍を評価している。

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