【MLB】菊池雄星にメッツとブルージェイズが関心か 米メディアが報じる「ローテに厚みを」

マリナーズ・菊池雄星【写真:AP】

メッツはシャーザーを獲得し、デグロムも在籍

今オフにマリナーズからFAとなった菊池雄星投手にメッツ、ブルージェイズが興味を示していると、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が自身のツイッターで伝えた。

菊池は今季29試合に先発して7勝9敗、防御率4.41、イニング数を上回る163三振を奪った。マリナーズ側は4年の延長オプションを行使せず。菊池側も有していた1年の延長オプションを破棄し、フリーエージェントとなっている。

ヘイマン記者のツイートを引用した米テレビ局「CBSスポーツ」は「メッツに加え、ブルージェイズもFAのユウセイ・キクチに関心を示している」とレポート。ブルージェイズはFAで獲得したガウスマンをはじめ、ベリオス、柳賢振、マノア、ピアーソンと先発を抱えている。記事では「ピアーソンが結果を残せないか、あるいはマイナーでプレーする時間が必要となった場合に備えると、キクチは更にローテーションに層の厚さをもたらす」と展望している。

一方で、地元TV局「SNY」のアンディ・マルティノ記者はメッツの菊池への関心をレポート。メッツは単年ベースで史上最高額となる破格の契約でシャーザーを獲得。さらにデグロムが在籍しているが、「CBSスポーツ」の記事では「メッツの補強はまだ終了していない、更なる先発投手に目を留めている」と更なる先発補強を目指していると指摘。「シャーザーとデグロムの両エースを抱えているため、ローテーションに更に厚みを持たせることは合理的だ」と、菊池獲得は理に適っていると見ている。(Full-Count編集部)

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