バロンドール受賞のメッシ、競合したレバンドフスキに配慮「去年は君が受賞すべきだった」

 2021年度バロンドールを受賞したリオネル・メッシは、中止となった昨年度はロベルト・レバンドフスキに与えるべきだと語った。

メッシが史上最多7度目のバロンドール受賞!

 フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が選定する2021年度バロンドールが29日に発表され、メッシが史上最多7度目の受賞。今夏のコパ・アメリカではアルゼンチンの15度目の優勝に大きく貢献し、昨シーズンのラ・リーガで30得点を挙げ得点王に輝いた。一方今年度2位となったレバンドフスキは、一昨シーズンは55得点、昨シーズンは48得点、そして今シーズンはすでに25得点を記録。昨年度は受賞確実と言われていたが、コロナウイルスのパンデミックを理由に2020年度バロンドールが中止となった。

 受賞したメッシは壇上で、「ロベルトには競い合えたことを光栄に思っていると伝えたい」とレバンドフスキを労った。「君はバロンドールに相応しい。去年は誰もが君が受賞者だと思っていた。僕は『フランス・フットボール』が君にバロンドールを与えるべきだと思っているよ」。

メッシが好敵手レバンドフスキを讃える Photo Aurelien Meunier

© 株式会社SPOTV JAPAN