移籍濃厚だったマンUポグバがラングニック監督誕生で残留へ心変わり

去就が注目されるポグバ(ロイター)

移籍が濃厚とみられていたイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバ(28)が、ラルフ・ラングニック監督の誕生で残留へ心変わりしたようだ。

ポグバを巡ってはマンチェスターUでの現状に不満を持っており今季限りで契約が切れるため、スペイン1部レアル・マドリードやイタリア1部ユベントスへの移籍が有力視されていた。

しかしラングニック監督の就任によって風向きが変わってきた。

英メディア「アスレチック」は「ドイツで名を馳せたラングニックの就任によりポグバの心が再び動き始めている」と報道。「ポグバは新監督からの肯定的なフィードバックを受け、その考えに非常に促された。他チームへの移籍は考えないだろう」と指摘した。

ラングニック氏はドイツで指導者としてのキャリアを重ね、激しいプレスからボールを奪取する〝ゲーゲンプレス〟を標ぼう。リバプールのユルゲン・クロップ監督ら多くの名将の〝師〟としても知られている。マンチェスターUでは今季終了までの暫定監督となるが、その後もクラブのコンサルタントとして契約を継続することが決まっている。優れた戦術家としてラングニック監督に心酔しているポグバはチーム再建に手ごたえを感じ、残留に心が傾いているというわけだ。

ラングニック氏の招へいは大物スターの動向にも影響を与えているようだ。

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