急速に低気圧発達 西~北日本 暴風や高波に警戒

12月1日(水)は、沿海州付近の前線を伴った低気圧が、急速に発達しながらオホーツク海に進みます。また、低気圧からのびる寒冷前線が、東~北日本を通過する見込みです。一方、華中付近の高気圧が東よりに移動して、日本付近は次第に西高東低の冬型の気圧配置に移行します。
急速に発達する低気圧や前線の影響により、西日本では明け方頃まで、東~北日本では午前中を中心に雨や風が強まり荒れた天気となる見込みです。暴風や高波に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、局地的な非常に激しい雨に注意してください。前線通過後、西~北日本の太平洋側では、次第に天気は回復に向かいますが、日本海側では雲が広がりやすく所々で雨や雪が降り、北海道ではふぶく所もあるでしょう。南西諸島はくもりや雨となる見込みです。

気象予報士・吉田 信雄

画像について:1日午前9時の予想天気図。

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