元リバプールのバベルがラッパーデビュー!監督や同僚を揶揄したアルバムを発売

 元リバプールのオランダ代表FWライアン・バベルは、ラッパーに転身しアルバムを発売するようだ。

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 34歳バベルはヒップホップに興味を持ち、22歳の頃にはサッカー選手のキャリアを両立させながらレコード会社を設立。他のアーティストの曲に参加するなど活動を続けていく中、コロナウイルスのロックダウン時に一念発起し自身の半生を綴ったアルバム作成に取りかかったようだ。発売したアルバム『The Autobiography – Chapter 1』では、ラファエル・ベニテスとの関係やルイス・ファン・ハールとの不和、さらに元チームメイトのイブラヒム・アフェライを揶揄した歌詞が綴られている。

 ガラタサライからアヤックスにレンタル移籍していた際に、ジャーナリストから自叙伝と書かないかと誘われた事がきっかけだったようで、本ではなく音楽を媒体として自身の人生を伝えようと考えるように。「本物の作品にしたいのなら、話しにくい事を話さなければならないと思った」とアルバムに懸けた思いを語った。

「精神的にも準備が出来ていたし、作曲の過程で関わった人たちからも刺激を受けた。最終的に選んだこの手段を誇りに思っている。これまではスタジオでちょっとしたものを作ったとしても、自慢話のようになっていた。でもそれは僕にとって面白くないし、やりたいことでもなかった。できる限り本物になり、事実を伝えたかったんだ」。

ラッパー転身のバベルが自身の半生綴ったアルバム発売 Photo Laurence Griffiths

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