ここでも主役だ! 世相を反映して世の中に広まった言葉に贈られる「ユーキャン新語・流行語大賞」の発表および授賞式が1日、都内で行われ、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(27)にちなんだ「リアル二刀流/ショータイム」が年間大賞に輝いた。
今年は新型コロナウイルス禍で1年延期となった東京五輪が開催。「ジェンダー平等」「ぼったくり男爵」「ゴン攻め/ビッタビタ」など〝五輪ワード〟がトップ10入りしたが、それらを押さえて大賞を獲得したことが空前の活躍を物語る。打者として46本塁打、100打点、投手として9勝2敗、156奪三振、さらにア・リーグMVPを満票で獲得し、スポーツ界の話題をリードしてきた。
同事務局は選考理由で「2回の手術でも二刀流をあきらめず、ゴミを拾い、審判に敬意を払い、雄たけびがクール、笑顔がキュート…。大谷選手のすごさを挙げればきりがない!」と絶賛。ちなみに、大谷が日本ハムに入団した2013年に「二刀流」のワードでノミネートされたが、同年は「今でしょ!」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」など多くの流行語が生まれたため大賞を逃していた。あれから8年、海に渡った〝世界のSHOHEI〟が言葉の世界でも頂点に立った。
【トップテン】
・リアル二刀流/ショータイム(年間大賞)
・うっせぇわ
・親ガチャ
・ゴン攻め/ビッタビタ
・ジェンダー平等
・人流
・スギムライジング
・Z世代
・ぼったくり男爵
・黙食