神奈川県三浦市立三崎小学校(同市三崎1丁目)の6年生23人が19、20日の両日、校舎内で宿泊体験をした。新型コロナウイルス禍で中止した宿泊行事に代わる思い出づくりを保護者や地域住民が応援。開校150年を祝う花火も打ち上げられ、子どもたちは充実した2日間を過ごした。
同校は5年生時に県内施設で宿泊キャンプをしている。6年の修学旅行前に親元を離れる体験をさせるためだが、昨年は新型コロナの影響で中止に。来年1月、栃木県・日光へ修学旅行に行く前に宿泊体験をPTAと一緒に企画した。
児童たちは夜の校庭で行われたキャンプファイアでは、保護者に見守られながらソーラン節の踊りやフラダンス、歌、弾き語りなどを元気に披露。フィナーレは打ち上げ花火で、近くの旧三崎中校庭から73発が夜空に開き、歓声が広がった。20日にはマグロの解体ショーも行われ、お土産で自宅に持ち帰った。