小学校高学年の教科担任制 神奈川県教委が4月導入へ検討

神奈川県庁

 神奈川県議会第3回定例会は30日、本会議を開き、自民党の藤代優也(大和市)、立憲民主党・民権クラブの浦道健一(横浜市港南区)の2氏が代表質問に立った。桐谷次郎教育長は小学校高学年の教科担任制について、「国の動きに注視しつつ、導入を検討していく」と述べた。

 県教育委員会によると、来年4月の導入に向けて検討しているという。

 専門の教員が教える教科担任制を巡っては、中教審が1月に取りまとめた答申で小学5、6年を対象に2022年度をめどに本格導入すると明記し、文部科学省が準備を進めている。

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