ベイスターズ名場面をマイグッズに DeNAが新サービス 4日のファンフェスに専用ブース

新サービス「PLAYBACK9」の販売コンテンツイメージ(球団提供)

 横浜DeNAと親会社のIT大手「ディー・エヌ・エー」は30日、高度なデータ保護が可能なブロックチェーン(BC)技術を活用し、ベイスターズ戦の名場面をデジタルコンテンツとして購入できる新サービス「PLAYBACK9」の提供を始めた。好きな選手の動画を集めたり、他人と共有したりできるようになる。

 動画は、サヨナラ打など今季の劇的なシーンをまとめたもので、四つの価格帯(120円、480円、980円、1980円)で販売される。各500点限定。上限を超えた場合は抽選となる。

 コンテンツは暗号資産(仮想通貨)の基盤技術として知られるBCで管理される。購入すると、「非代替性トークン(NFT)」と呼ばれるデジタル資産となり、独自のシリアルコードが発行される仕組み。

 これまで動画はインターネット上で複製される問題があったが、NFTを使うことで「自分のグッズみたいに取り扱えるようになる」と担当者。保有後に他者への売買が可能となるサービスも今後導入予定だ。

 12月4日に横浜スタジアムで行われるファンフェスティバルでも専用ブースを構える。詳細は球団ホームページへ。

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