五輪で〝安心安全〟連呼の橋本聖子氏は「平気でウソつく人」 流行語大賞選考委員がバッサリ

橋本聖子氏(東スポWeb)

先が思いやられる…。超党派のスポーツ議員連盟などは1日、札幌市が招致を目指す2030年冬季五輪・パラリンピックへ向けた議員連盟を立ち上げることを決めた。そのトップに君臨するのが東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を務めた参議院議員・橋本聖子氏。これには札幌市内をはじめ、各所から批判が出ている。

くしくも同日、世相を反映した言葉に贈られる「ユーキャン新語・流行語大賞」の授賞式が都内で開催。東京五輪開催を巡って日本人の反感を買い続けた悪名高き国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長を揶揄(やゆ)した「ぼったくり男爵」、大会組織委員会の森喜朗前会長の女性蔑視発言がキッケケとなった「ジェンダー平等」がトップテン入りしたが、その選考委員からも橋本会長就任を疑問視する声が出た。

授賞式の後、ある選考委員は一報を耳にして「橋本さんは平気でウソをつく人。安心安全って連呼したように、自分が信じてない言葉を発信していた。あの人の言葉は心に響かない」と一刀両断した。また、SNSでも「もう五輪はやめて」「誰も望んでいません」と反対の声が噴出。橋本会長にとって、またも困難な道となりそうだ。

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