【横浜DeNA】新外国人投手を本格調査 今季ヤンキース、オリオールズでプレー 救援に適性と判断

 横浜DeNAが、米大リーグのヤンキースなどに在籍したブルックス・クリスキー投手(27)の獲得へ本格調査していることが1日、球団関係者の話で分かった。191センチの長身から投げ下ろす平均150キロ超の直球と切れのあるスプリットなどが武器の右腕。

 米国出身のクリスキーは昨季メジャーデビュー。今季はヤンキース、オリオールズの2球団で計12試合に登板し2勝1敗だった。3Aでは25試合で防御率3.68をマーク。特に奪三振率は13.29と高い数字を残しており、球団は救援投手の適性があるとみている。

 ベイスターズの今シーズンの防御率は12球団ワーストの4.15。けが人が続出した先発陣だけでなく、ブルペン陣も守護神の三嶋、山崎が安定せず駒不足が顕著だった。

 来日1年目で32試合に投げたシャッケルフォードの去就も不透明。クリスキーは若く、大リーグ経験のある斎藤チーフ投手コーチらの指導で日本の野球に順応できると判断したもようだ。

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