2日（木）午後は日本海側の雪の範囲は狭まるが、まだ風の強い状態が続く見込み。北日本を中心に夕方にかけて、猛吹雪や暴風による交通障害に警戒が必要となる。なお、今夜以降は北日本を中心に、再び雪や雨の範囲が広がりそうだ。 太平洋側は2日（木）午後も広く晴れるが、寒気の影響であまり気温が上がらない見込み。
3日（金）東・北日本は気温は高め
2日（木）夕方には、いったん雪や雨の地点は少なくなるが、今夜以降3日（金）にかけては北日本で再び天気の崩れる所が多くなりそうだ。3日（金）午前は西日本の日本海側で、午後は北陸でも雨が降り出す見込み。西～北日本の日本海側は広く大気の状態が不安定となるため、急な天気変化や落雷、竜巻などの突風に注意が必要となる。
太平洋側は基本的には晴れの天気が続くが、関東以北の地域は3日（金）午前中は雲が広がりやすい見込み。沿岸部では午前中、一時的に雨の降る所があり、北海道東部で雷雨の可能性がある。なお、3日（金）日中は、南風の影響で北・東日本は気温が高めとなり、東京は17℃、仙台15℃、青森12℃、札幌9℃など、いずれも11月中旬並みまで上がりそうだ。
週末以降の天気
4日（土）は冬型の気圧配置となり、北日本を中心に寒気の影響を受ける見込み。日本海側は気温が下がり、山沿いを中心に雪の降る所が多くなりそうだ。北日本の日本海側は5日（日）朝まで雪の所もあるが、西から冬型が緩むため、北陸あたりは5日（日）の日中は晴れ間がある見通し。 来週前半は湿った空気の影響で、太平洋側でも雲の広がる所が多い見込み。強い冷え込みは避けて通れそうだが、すっきりと晴れる所はあまり多くない見込み。
（気象予報士・高橋和也）
