ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(33)が、来夏にスペイン1部レアル・マドリードに移籍する意向を代理人に伝えた。
レバンドフスキは昨季41ゴールをマークしてシーズン最多得点記録を49年ぶりに更新し、今季もここまで14ゴールと得点ランキングのトップを独走。今年のバロンドール(世界最優秀選手)投票でもFWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)に次ぐ僅差の2位となった最強ストライカーだ。
2023年夏までBミュンヘンとの契約が残る中、来夏の移籍も取りざたされており、去就に注目が集まっている。そうした中、スペイン紙「アス」は「レバンドフスキはRマドリードでプレーしたいと思っている。
ブンデスリーガチャンピオンから離れて新しい経験にチャレンジするつもりで、彼はエージェントにアンチェロッティ監督のチームを優先するように言ったようだ」と報道。レバンドフスキが新天地をRマドリードに絞ったことが明らかになった。
同紙はRマドリード側もレバンドフスキを高く評価しており、相思相愛の関係を強調。ドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランドも選択肢に挙がっているが、他のビッグクラブと競合しており獲得には総額500億円以上が必要とみられ、トップターゲットであるフランス1部パリ・サンジェルマンの同国代表FWキリアン・エムバペとの両取りは困難と判断。センターFWの位置はレバンドフスキを最優先に補強を進めることになりそうだ。