リバプールがPSGのエムバペに電撃オファーか Rマドリード入り確実も来年1月に強奪を計画

引く手あまたのエムバペ(ロイター)

イングランド・プレミアリーグで日本代表MF南野拓実(26)の所属するリバプールがフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の同国代表FWキリアン・エムバペ(22)の強奪を検討していると、スペインメディア「デフェンサセントラル」が伝えている。

2022年6月末で契約満了となるエムバペはPSGからの契約延長オファーを断り、来夏にも加入を熱望するスペイン1部レアル・マドリードにフリーで加入することが確実視されている。同メディアも「エムバペはファンでいっぱいのスタジアムでプレゼンテーションすることを夢見ている」と報じた。

そんな中、リバプールはエジプト代表FWモハメド・サラーの契約延長交渉がうまくいっていないことから退団する可能性があり、その代役としてユルゲン・クロップ監督が獲得を望んでいるエムバペの〝横取り〟を検討しているという。同メディアは「リバプールはエムバペがRマドリードに行きたいと知っているが、1月1日以降は自由に交渉できるという事実を利用して土壇場でのアプローチを模索し、イングランドで最高給となる3000万ユーロ(約39億円)を提供する」と伝えている。

国際サッカー連盟(FIFA)のルールでは契約満了の6か月前から他クラブと自由に交渉できると定められており、リバプールはRマドリードに先駆けてエムバペとの契約を勝ち取りたいわけだ。もちろん、本人が移籍に同意する可能性は低いが、少なくともPSGの〝同意〟は得られるともくろんでおり、リバプールは〝棚ぼた〟を期待し、獲得オファーを出す見込みという。

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