米山隆一氏が日本維新の会の“反・辻元選挙キャンペーン”を批判「これが維新選挙の実態」

米山隆一衆院議員(東スポWeb)

衆議院議員の米山隆一氏(54)が2日、ツイッターを更新。10月の衆議院選挙・大阪10区における日本維新の会の姿勢を批判した。

大阪10区といえば、辻元清美氏が落選したことで、全国的に話題となったが、米山氏は選挙期間中、維新の会が辻元氏を狙い撃ちし、個人攻撃を行っていたとする現代ビジネスの記事を添付。「鈴木宗男さんは辻元は『頭に虫がわいている』『人でなし』という内容をマイクでがなり、吉村さんからは『辻元は何も仕事していない』などと個人攻撃を受け」といった内容で、米山氏は「これが維新選挙の実態です」と指摘。

続けて「もちろんそれ自体は合法的な(鈴木宗男議員は名誉棄損が成立しうると思いますが)選挙キャンペーンではありますが、要するに維新の勝利は、維新の政治・政策そのものの勝利ではなく、『選挙キャンペーンの勝利』の側面が大きいと私は思います」と自身の見解を披露した。

さらに「にも関わらず維新は、『選挙キャンペーンの勝利』を、『政治・政策の勝利』と喧伝するばかりか『政治道徳の勝利』とまで誇張し、対立する他党や意見の持ち主を『政治道徳が劣った者』とこき下ろし、嘆かわしいことに一部のマスコミそれに付和雷同します」と批判し「それは私には、民主主義を危険にさらす極めて志の低い在り方に思えます」などと訴えた。

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