NHK高瀬耕造アナの安定感 早朝の山梨地震にも動じず視聴者に呼びかけ

NHK(東スポWeb)

3日午前6時37分ごろ発生した山梨県で震度5弱を観測した地震で、NHKの報道番組「おはよう日本」キャスター・高瀬耕造アナウンサーが素早い反応で一報を伝えた。

この地震では東京でも揺れがあった。神子田章博解説委員がビジネスと人権問題の関わりを解説していたところ、話を聞いていた高瀬アナは揺れを感じたのか、心ここにあらずの表情に。険しい面持ちで視線を前方下に向ける様子が目立った。その先には地震情報を伝える掲示があったのか、ビジネスコーナーの話に区切りがついた6時39分ごろ、地震のニュースに切り替わった。

気象庁ホームページの速報などによると、震源は山梨県東部・富士五湖で、最大震度は5弱(同県大月御太刀)。東京都内は震度1~3だった。地震の規模はマグニチュード(M)4・9。この日は午前2時台にも最大震度4、3の地震が続いていた。

地震発生時、同番組では神子田氏も報道切り替えのタイミングを意識した様子を見せていた。ツイッターでは「高瀬アナあいかわらず安定の発信力」「高瀬アナは落ち着いていて安心感がある」などと地震対応に感心する視聴者の声が発せられた。「冷静に対応していた神子田キャスターと高瀬アナウンサー」と2人の落ち着きぶりを指摘する投稿も。

高瀬アナは「震度5弱の揺れでは、天井につり下げたものが激しく揺れて、物が棚から落ちることがあります。固定していない家具などは移動したり、倒れたりすることもあります。注意してください。地面に亀裂が入ることもあります。この揺れによって斜面など崩れやすい所では、落石やがけ崩れが今後の少しの揺れでも起きる可能性が高まっています。警戒、注意をお願いします」と呼びかけた。

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