「世紀の一戦」村田諒太VSゴロフキンのビッグマッチが延期へ「オミクロン株」対策で入国できず

会見を行ったときの村田諒太(東スポWeb)

ボクシングのWBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(35=帝拳)、とIBF世界同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)が激突する「正規の一戦」が延期されることになったと、米「ESPN」が報じた。

すでに日本史上最大のビッグマッチとして29日に埼玉スーパーアリーナで統一戦を行うことが発表されていたが「ESPN」によると、日本政府が新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」による水際対策を強化するため新規入国を禁止。ゴロフキンら外国人の来日できないため「戦いは延期となった」という。

さらに「担当者は日本政府から例外を認めることを望んでいたが、拒否された」とし「カザフスタン出身の選手(ゴロフキン)は、試合の準備のためにフロリダ州ハリウッドで数週間トレーニングを行ってきた。関係者は来年に日本での試合の日程を変更する予定だと語った」と伝えている。

村田は2019年12月以来の試合になるはずだった。それだけに延期となればモチベーションを保てるかなど、心身のコンディションが懸念されそうだ。

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