石原伸晃氏がまた炎上  内閣官房参与起用で「落選議員の手軽な再就職先」批判

石原伸晃氏(東スポWeb)

10月の衆院選で落選した自民党の石原伸晃氏(64)が岸田内閣の内閣官房参与に起用されることが3日に明らかになると、ネットを中心に批判が巻き起こった。

石原氏は内閣官房参与として観光立国を担当するという。岸田文雄首相にとって石原氏は盟友で、石原氏も9月の総裁選で岸田氏を支援していた。

ツイッターでは「国民がダメだと言っている人間をどうして登用するかな」「わざと支持率落としてないかい?」「なんで税金使って、石原伸晃の再就職を世話しなきゃいかんのか」「任命する方もアレだけど、受けるのがスゴいね」と批判でいっぱい。かつて石原氏が新型コロナに感染した際に即入院したときも批判が集まったが、その時並みである。

政界からは立憲民主党の田島麻衣子参院議員がツイッターで「落選議員を内閣官房参与に起用とは違和感。参与には執務室と、勤務一日26400円が支給され、国会での答弁義務を負わない。任命の人数制限もありません」と石原氏に税金が支払われると指摘した。

続けて、「これを許したら参与ポストは、首相に近い落選議員の手軽な再就職先として、定着してしまうのでは?」と懸念した。

安倍内閣も〝お友達人事〟が批判されたが、岸田内閣も同じ轍を踏みそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社