「橋下氏VS足立氏はガチ」音喜多政調会長が上念氏に維新内部事情をぶっちゃけ

上念司氏(左)と音喜多駿氏(東スポWeb)

経済評論家の上念司氏(52)が3日、自身の公式ユーチューブチャンネルを更新。日本維新の会で政調会長に就任した音喜多駿参院議員(38)をゲストに招き、維新の事情に迫った。

上念氏が突っ込んだのは、維新創業者の橋下徹元大阪府知事(52)と足立康史衆院議員(56)のツイッター上でのバトルだ。橋下氏から「もっと世間の経験をしろ」「維新から退場すべき」と罵倒された足立氏は「テレビに出続けるための橋下さんの一流のテクニック」「撤回と謝罪を求めます」と泥沼の争いを繰り広げた。

2人のバトル中に仲介にも入っていた音喜多氏は「維新を見せるためにヒール役とヒーロー役というが、ガチです。セメントです。なんのシナリオもありません」と指摘する。

そのうえで上念氏が「橋下さんは、なんであんなに怒っているのか」と疑問をぶつけると音喜多氏は「『国政を知らないコメンテーター』とか足立さんが言ってしまったので、(橋下氏の)機微に触れる部分があった。連綿として、大阪から始まった地域政党と国政政党で二重構造が中で、大阪の意見が軽視されているのを橋下さんは気にしていて、指摘しているのでは」と話した。

上念氏は「橋下さんとしては、大阪でモデルケースをつくった。これを全国に広めていくのが維新。(維新の国会議員は)大阪のモデルを軽視して、永田町に染まっていないかと言いたいのでは」と推測した。

すると、音喜多氏は「ある種、当たっている。フランチャイズの全国展開で、東京で別のフランチャイズができていると。『大阪王将』だったハズなのに東京では『餃子の王将』みたいな価値観のズレみたいになっている」と返した。

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