横峯さくら 最終予選21位で来季前半戦の出場権確保 「息子にカッコいいママを見てもらえるように」

横峯さくら(東スポWeb)

国内女子ツアーの来季出場権を争う「最終予選会」最終日(3日、静岡・葛城GC宇刈C=パー72)、国内女子ツアー通算23勝の横峯さくら(35=エプソン)が、69で回り、通算イーブンパーの21位で来季前半戦の出場権を確保した。

2015年から米ツアーを主戦場にしていた横峯は、2月に出産した長男が小学生になるまでに国内ツアー通算30勝で得られる永久シード取りを目標に掲げ、国内ツアー予選会挑戦を決めた。

目標とする順位以内で予選会を突破し「年間を通して試合に出られるようになったら、早く優勝ができるように、息子にカッコいいママの姿を見てもらえるように頑張ります」と意気込んだ。

子育てとの両立については、今季は試合に出場するときは家族に長男の世話を頼んでいた。横峯は「今年5~6試合推薦で出させてもらったとき、思ったより大変で迷惑をかけてしまった。国内を転戦するならベビーシッターさんにお願いすることになると思う」と語ったが、この方針もより試合に集中するためだろう。

目標とする永久シードへの残り7勝は決して簡単ではないが、ベテランが意地を見せられるか。

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