本年度の県内でのシラスウナギ(ウナギの稚魚)漁が、例年にない不漁での幕開けとなっている。採捕許可者数が約200人と県内最多で、大淀川河口周辺で漁を行う宮崎内水面漁協(宮崎市、白潟治組合長)では、1匹も取れていない漁師も多い。河口付近で明かりをともして漁をする数十隻の船は、この時季の風物詩となっているが、今年はほとんど見られない。不漁の原因は分かっておらず、漁師たちは先行きに不安を募らせている。
宮崎県内シラスウナギ大不漁 解禁1週間、採捕ゼロも
- Published
- 2021/12/06 09:43 (JST)