バイエルン戦後ベリンガムが審判に八百長発言…DFBが調査開始

 ボルシア・ドルトムントのジュード・ベリンガムは審判への“八百長発言”で、ドイツサッカー連盟(DFB)から調査を受けている。

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 ブンデスリーガ第14節で王者バイエルン・ミュンヘンとの大一番に臨んだドルムントは、終盤にマッツ・フンメルスがハンドの判定を受けPKを献上。ロベルト・レバンドフスキに決められ、2-3で惜敗となった。すると試合後、ベリンガムがインタビューで「あれはPKではない」とフェリックス・ツヴァイヤー主審に不満を吐露。「フンメルスはボールを見てなかった。過去に八百長をしたことがあるレフェリーにドイツ最大の試合を任せるなんて…何を期待してるんだ?」と痛烈批判した。

 ドイツ紙『ビルド』によると、DFBの主審オブザーバーは名誉毀損と侮辱でベリンガムを告発したと報道。規律委員会も調査を進めており、出場停止処分を受ける可能性があると伝えた。ツヴァイヤー氏は2005年に、ドイツで起きた八百長スキャンダルに関わった過去がある。クロアチアのマフィアから金を受け取る代わりに試合を操作していたローベルト・ホイザー審判は懲役刑を科され、副審を務めていたツヴァイヤー氏もホイザーの行為を知っていながら黙って容疑が浮上。300ユーロ(約4万円)を受け取っていたとして、6ヶ月の職務停止処分を受けていた。

ベリンガムの発言にDFBが調査 Photo Joosep Martinson

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