ネットフリックスの独占配信で話題『クリスマスとよばれた男の子』!

少年の優しさが聖夜に奇跡を起こす「サンタクロースはどんな子どもだったの?」と息子に質問されたことから、 ベストセラー作家マット・ヘイグが書き上げた『クリスマスとよばれた男の子』は、 刊行以来、 「クリスマス物語の新定番」として子どもから大人まで広く読まれている。 本作はこの冬、 マギー・スミスら豪華キャストで、 ギル・キーナン監督によって映画化された。 最新技術を駆使して紡ぎだされるファンタジーの世界。 ネットフリックスで好評配信中。

少年ニコラスは父を追い、 ネズミのミーカや助けたトナカイとともに伝説の村エルフヘルムを探す旅に出る。楽しさと魔法あふれる物語のなかで、 マット・ヘイグが最も大切にしたもの、 それは〈クリスマスの精神〉。 誰かに親切にすること、 思いやり、 家族の絆、 友情…。 そして、 「”信じること”が最高の魔法になる」「信じればきっとかなう」というメッセージ。同時に、 現実の人生で避けて通れない側面についても作家は物語に織り込んでおり、 それでも希望を忘れない世界観が魅力。 クリス・モルドの楽しいイラストもたっぷり。本書には、 名コンビのイラストレーター、 クリス・モルドによる挿し絵がたっぷり。 ユーモラスで、 ちょっぴりダークなモルドのイラストは、 夢いっぱいの物語にもピリッと苦い現実の人生をしのばせるマット・ヘイグの世界観とマッチし、 物語を盛り上げていく。

クリスマスをテーマにした小説や絵本は、 世界中で数えきれないほど出版されている。そのなかで、 『クリスマスとよばれた男の子』は、クリスマスが近づくたびに読み返したくなる「クリスマス物語の新定番」として、 幅広い年代を魅了している。ぜひ続編『クリスマスを救った女の子』『クリスマスをとりもどせ!』で、 その後のニコラス少年の活躍も楽しもう。

本書に寄せられたレビューより

現実という痛みも伴いながら、 少年がいかにしてサンタクロースになったかを描いたファンタジー。 ――児童文学作家・評論家 ひこ・田中 クリスマスにすてきな贈り物が届く風習はどうしてはじまったのでしょう。 その秘密を読み解いていくと、 心がほくほく喜びはじめ、 誰かにやさしくしたくなります。 ニコラスの物語にある喜びと親切はクリスマスの大切なキーワード。 メリークリスマス♪ ――書評家 林さかな クリスマス物語としては斬新だが、 夢や希望や冒険においては正統派のファンタジー。 ちょっぴり不気味で、 ユーモアたっぷりのふんだんな挿絵とともに、 リズムカルな文体が300ページほどのボリュームを一気に読ませる。 ――本が好き!レビュアー ・かもめ通信 どんなにどん底で辛く、 悲しくても、 顔を上げて前を向く。 信じていれば、 必ず明るく楽しい未来はある! ――旭屋書店イオンモール浦和美園店 久保田涼子 不覚にも、 満員電車で涙してしまった。 不可能を可能にするのは自分の心だと、 進み続ける姿は、 読む人の心をも支えてくれることだろう。 ――NetGalleyレビュアー・教育関係者 のちのサンタクロースとなる主人公ニコラス少年の勇気と愛情あふれる物語。 子ども達に読書の楽しみもプレゼントしてくれると思います。 ――NetGalleyレビュアー・教育関係者

© 有限会社ルーフトップ