BMW、基幹モデル『3シリーズ』のセダンに上質な内外装採用の“320i Exclusive”を追加設定

 プレミアム・スポーツセダンの代名詞的存在である『BMW 3シリーズ』のセダンモデルに、上質な内外装により洗練された存在感を醸し出すとともに、日本初認可のハンズ・オフ機能等の充実した安全運転支援システムを標準装備した『BMW 320i Exclusive(サンニーマルアイ・エクスクルーシブ)』が追加設定され、12月3日より発売開始となっている。

 1975年に初代が登場して以来40年以上にわたって支持され、世界販売累計1500万台以上を達成する“世界のDセグメント・ベンチマーク”は、2019年に登場したこのG20型で7代目を数える。

 先代比で40mm拡大し2850mmとなったホイールベースと、フロントで43mm、リヤで21mmと大幅に拡大したトレッドによる絶妙なバランスに加え、剛性が高く安定したボディと10mm重心が下がったシャシー、さらに約55kgの軽量化による運動性能の向上など、より『駆け抜ける歓び』を体現したモデルへと進化した。

 今回、そのラインアップに追加された『BMW 320i Exclusive』は、日本の道路事情や顧客の要望、日本市場の重要性を鑑みて欧州をはじめ初期生産には設定のなかった日本専用チューンの2リッター直列4気筒直噴ターボを搭載する“320i”をベースとし、最高出力184PS/5000rpm、最大トルク300Nm/1350-4000rpmを発揮。

 エクステリアにおいてはスポークタイプの17インチ・アロイホイールの採用やクローム・パーツを多用し、インテリアにおいてはヴァーネスカ・レザー・シートの標準装備に加え、アッシュ・グレー・ブラウン・ファイン・ウッド・トリムやHi-Fiスピーカー・システム、アンビエント・ライトを標準装備することで、より上質感溢れる内外装を纏ったモデルに。

 また、BMW Individualメリノ・レザー・シートを選択することもでき、好みに合わせて一段と高品位なインテリアを仕立てることも可能となっている。

 さらに最新BMWのその他のラインアップ同様、安全機能・運転支援システムにおいても最新世代へと進化しており、高性能3眼カメラ&レーダーや高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムが標準装備となり、高速道路での渋滞時においてドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム“ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能”も装備され、一定の条件下においてステアリングから手を離しての走行が可能となる。

 またAI音声認識技術を用いて「OK, BMW」と話し掛けることで車両の操作、目的地の設定等が可能な最新インフォテインメントや、Apple CarPlayへの対応、BMWコネクテッド・ドライブなどの標準装備により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信することもできる。

 そして車両のキーを持たずとも、iPhoneをドアハンドルにかざすことで車両のロック解除/施錠、さらにはエンジンの始動も可能とするなど、日常ユースでの利便性も大幅に高められている。

 この『BMW 320i Exclusive』は全車右ハンドルのAT仕様のみとなり、価格は607万円(税込)に。なお、2022年1月1日以降は625万円(税込)の価格設定となっている。

エクステリアにおいてはスポークタイプの17インチ・アロイホイールの採用やクローム・パーツを多用(写真は別仕様)
BMW Individualメリノ・レザー・シートを選択することもでき、好みに合わせて一段と高品位なインテリアを仕立てることも可能となっている(写真は別仕様)

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