IncodeがシリーズBで2億2000万ドルを確保、シリーズAラウンド後7カ月未満でユニコーンに

IDソリューションを提供するシリコンバレーの企業が、AIベースのデジタルIDプラットフォームで顧客と企業の間の信頼関係を高める

サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界の企業のための次世代ID検証・認証プラットフォームのIncodeは本日、シリーズB資金調達ラウンドで2億2000万ドルのエクイティ資金を調達したと発表しました。当社の評価額は12億5000万ドルとなり、シリーズAラウンド後7カ月未満でユニコーン企業へと躍進しました。

Incodeの目を見張る成長ペース(過去12カ月間に収益が6倍に成長)を原動力として、3月のシリーズA資金調達による2500万ドルの調達に加えて最新の投資サイクルが進められました。この資金調達水準は、世界のデジタルIDソリューション市場におけるIncodeのリーダーシップを証明し、未来の顧客エクスペリエンスを再構築する画期的なAIベースの自動化アプローチを確認するものです。

Incode Technologiesの創立者で最高経営責任者(CEO)のRicardo Amperは、このように述べています。「当社の『どこでもひとつのID』というビジョンは、人が企業との間で体験するIDジャーニーの様子を変化させています。当社は、非常にスムーズで円滑なエクスペリエンスを作り上げましたので、お客さまが新しい銀行に登録する時、ホテルにチェックインする時、病院に入院する時に『あっすごい』と思う瞬間をもたらします。このようなエクスペリエンスを作り替えることで、当社は企業と顧客の間に信頼を築き、喜びの瞬間を作り上げています。」

この最新の投資ラウンドは、ジェネラル・アトランティックやソフトバンクといった代表的投資家が主導し、J.P.モルガン、キャピタル・ワン・ベンチャーズ、コインベース・ベンチャーズといったトップクラスの金融機関からも投資をいただきました。それに加えて、SVCI(シリコンバレーCISOインベストメンツ)(次世代サイバーセキュリティー・イノベーションに投資するために力と資金を持ち寄った50人以上の主要テクノロジーCISOのグループ)とdLocalの創立者も資金調達に参加し、既存投資家のDNキャピタル、3Lキャピタル、フレームワーク・ベンチャーズ、Dila Capitalなども参加しています。

参加企業の多いデジタルID分野におけるIncodeの独自性

  • Incodeは、企業がIDの課題を解決するために単一の統合ポイントを持つことを可能にする完全なオムニチャネル・オーケストレーション・プラットフォームを提供します。顧客をスムーズに安全に登録することから、登録後にスムーズに認証することまで、さまざまな課題に対応します。
  • Incodeのソリューションは完全自動化されており、コールセンターの人員でクライアントの確認をするわけではありません。現実としては、現在は、人間よりも機械の方が、スピード、個人情報保護、正確性の点で大きく優れており、Incodeは、不正を大きく減らしながらリアルタイムでの応答を提供することができます。
  • Incodeは、使用するテクノロジー・スタック全体を所有しており、多くの競合企業のようにサブベンダーを使用してはいません。これにより、企業とテクノロジー・オーナーとの間に直接的関係が生まれ、Incodeは、顧客フィードバックに基づいて自社技術を継続的に改善していくことができます。
  • この直接的関係により、Incodeは、顧客との間に真のパートナーシップを築くことができます。「Incodeは、当社が大規模にIDニーズに対応する支援をいただいている主要戦略パートナーです。Incodeは、ワールドクラスのテクノロジー、セキュリティー、当社クライアントのスムーズな体験を適切に組み合わせてもたらしています」と、シティのアカウント開設責任者のMiguel Lavalle氏は語っています。

「IncodeはデジタルID分野のリーダーであり、頑健なソリューションを開発して業界で最も重要な課題に対応してきました。これには特に、スムーズでセキュリティーの高い登録と認証に関する課題が含まれます。同社独自のプラットフォームとテクノロジーがこれまでの同社の成長の原動力となっており、同社がIDソリューションの未来を推進する支援をしていく中で、そのパートナーとなって支援をしていくことを楽しみにしています」と、ジェネラル・アトランティックの中南米事業の共同社長、マネジングディレクター、責任者のMartin Escobari氏は述べています。

「当社は、IncodeのAmper氏とその素晴らしいチームの全体をサポートしていくことに大きな期待を持っています。この皆さまは、当社ポートフォリオ企業の多くを含む企業顧客を通じて世界的な拡大を継続しています。Incodeは、デジタル登録および認証ツールのワールドクラスのスイートを提供し、クライアントが顧客IDを管理しながら信頼を拡大して円滑性を高める支援をしています」と、ソフトバンク・ラテンアメリカ・ファンドのマネジングパートナーのPaulo Passoni氏は語っています。

Amperは、このように述べています。「IncodeとID業界全体がもたらし得る最大の影響は、人々、企業、機関の間に信頼を生み出すことです。信頼がなければ、金利は高くなり、プロセスは複雑化し、事業は困難さが増します。信頼は金融システムをすべての人に開かれたものにするための中心的要素であり、さらに多くの人々が民主的システムに参加することを可能にします。Incodeでは、障壁を取り除くことで信頼を作り上げ、費用を削減してアクセスを民主化しています。」

Incodeの詳細については、incode.comをご覧ください。

Incode Technologiesについて

Incodeは、人がIDを検証して世界最大の企業と関係を持つ方法を再構築している主要ID企業であり、セキュリティーが高く快適なAIベースのエクスペリエンスを提供しています。Incodeのエンドツーエンドの完全自動化オーケストレーション・プラットフォームは、複数のチャネルにわたるシームレスなアクセスを可能にし、製品は登録、認証、支払検証を中心として、コンバージョンを高め、不正を削減しています。

信頼の構築とアクセスの民主化を使命とするIncodeは、いくつもの世界最大規模の銀行、フィンテック、ホテル、政府、マーケットプレイスと共に活動しています。Incodeはサンフランシスコに本拠を置き、欧州と中南米にオフィスを持っています。

ジェネラル・アトランティックについて

ジェネラル・アトランティックは、40年以上の経験を持つ主要な世界的グロース・エクイティ投資会社であり、その歴史を通じて445社を超える成長企業に資本の供給と戦略的サポートを行ってきました。1980年に先見性のある起業家のパートナーとなって持続的な影響をもたらすことを目的として設立された当社は、協業的なグローバルなアプローチ、セクター固有の専門力、長期的な投資期間、成長要因に関する深い理解を合わせ持ち、力のある起業家や経営陣のパートナーとして世界各地で革新的な事業の拡大を行っています。ジェネラル・アトランティックは、2021年9月30日時点の全商品を含めて現在860億ドル以上の資産を運用し、215人を超える投資プロフェッショナルがニューヨーク、アムステルダム、北京、香港、ジャカルタ、ロンドン、メキシコ市、ムンバイ、ミュンヘン、パロアルト、サンパウロ、上海、シンガポール、スタンフォードに配置されています。ジェネラル・アトランティックの詳細情報については、ウェブサイトをご覧ください:www.generalatlantic.com

ソフトバンクグループについて

ソフトバンクグループは、世界中の人々の生活の質を向上させる画期的な技術に投資しています。ソフトバンクグループは、電気通信、インターネット・サービス、AI、スマートロボット、IoT、クリーン・エネルギー技術の提供企業に出資する投資持ち株会社のソフトバンクグループ株式会社(東証:9984)、優れた起業家が業界を変革し、新たな産業を育成することを支援するために1350億ドル以上を投資するソフトバンク・ビジョン・ファンド、地域最大のベンチャー・ファンドである50億ドル規模のソフトバンク・ラテンアメリカ・ファンド、新しく設立された30億米ドル規模のソフトバンク・ラテンアメリカ・ファンドII、米国の有色人種の起業家が設立した企業への投資に特化した1億ドルのファンドであるSBオポチュニティ・ファンドで構成されています。詳細については、https://global.softbankをご覧ください。

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