成長を促したのは「プライドのなさ」 山本昌氏が3分講義で語る“50歳現役”の作り方

現役時代は中日で活躍した山本昌氏【写真:荒川祐史】

レジェンド左腕・山本昌氏の言葉は成長へ繋がるヒントに

前人未到の50歳現役を果たした元中日の山本昌氏。「中年の星」とも呼ばれたレジェンド左腕の“作り方”を、3分間の動画に凝縮して解説している。最多勝や沢村賞を獲得しても「プライドがなかった」と語る裏には、競技や仕事に不可欠なエッセンスが散りばめられている。

わずか2勝にとどまり、成績が下降し始めた1995年に“運命の出会い”があったと熱っぽく語る。鳥取市内のトレーニング研究施設「ワールドウィング」の小山裕史代表に師事。筋肉や関節、神経など体の仕組みの一端を知り、持ち前の探究心に火がついた。学びを深めることで「自分の特徴は分かっていた」とも。フォームの根幹となる“リリース位置”と“右手の使い方”だけは変えず、カスタムを繰り返した。

野球育成や技術向上を助けるプログラム「TURNING POINT」で動画が公開され、その中で山本氏は私生活でも「漢字とか読めなないとイヤ。だからすぐ調べる」とプレーに通じる一面も披露している。(記事提供:First-Pitch編集部)

【実際の3分動画】成長につながるエッセンス凝縮…山本昌氏が語る“50歳現役”の作り方

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