![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/841564887693918208/origin_1.jpg)
株式会社クロスメディア・パブリッシングは、 2021年11月29日、 『不登校、 頼ってみるのもいいものだ』を刊行。 2015年2月に刊行された、 大好評書籍『不登校になったら最初に読む本』の著者による待望の第2弾。 今回は、 親子関係を見直すことで親と子が一緒に不登校を乗り越えるための「考え方」「働きかけ」をアドバイス。 不登校を乗り越えた【父母と子どものアンケート】も収録。 小中学生の不登校が19万人以上(※1)、 若者の引きこもりは54万人と言われる時代。 親族や友達からの視線を気にしながら「できるだけ自分たちで解決」を選んでしまう多くの家族がいる。 その誰もが、 不登校からの脱出を望みながら出口の見えない不安に悩みを抱えている。 「誰かに聞いてほしいけど、 恥ずかしくてきけない」「これは自分たちのこと」などほかの人に相談なんてしてはいけないと思っているお母さん、 お父さんに読んでほしい1冊です。 子どもとの会話が成立するような関係をつくるのは、 子どもではなく親の方からの働きかけが必要。 親子が「敵」ではなく「助け合う」ことを意識しながら接していくこと。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/841564922887716864/origin_1.png)
「なおすとこわすの違い」「こじらせない母親の共通点」「用心するべき言葉」「お父さんの出番がくるとき」「思いつきの近道は遠まわりになる」など、 著者は約30年不登校家族に関わってきたからこそ親子関係の共通点や解決策のヒントをリアルな言葉で伝えていく。 ・不登校”迷路”のこたえ ・不登校に悩むお母さんの心を軽くするレッスン ・不登校に悩むお父さんが家族のためにできること ・子どもを助ける親になるための方法 など また不登校の子どもの多くは、 「心」の問題でなく、 実は「からだ」の問題が多い。 栄養がきちんと取れていない問題がある。 特に、 著者のフリースクール元気学園は、 「からだ」の問題から解決していくという身体的アプローチが特長であり、 多くの子どもたちが元気になっていっている事例も伝えている。 多くの不登校家族は、 子どもの”イヤ・イヤ・イヤ”に疲れきってしまっています。 親戚や身内には心配をかけたくないが、 身内ではない人に相談してはいけないという気持ちから自分たちで抱え込んで疲れてしまい、 些細なことでも喧嘩になる。 もしくは相手に任せて逃げてしまいご夫婦の関係が悪くなっているケースも。 このような状態では、 親子の関係は絶対によくない。 しかし不登校に悩む親子に著者であり校長の小林氏を頼り、 「考え方」「言葉」「態度」「姿勢」などの「行動」を変えたお母さん・お父さんは、 不登校家族から脱出した。 そこで伝えている、 お母さんとお父さん、 そして夫婦ですることをまとめた。第2章 「お母さんレッスン」、 第3章「お父さんレッスン」として紹介。 そして第4章では「子どもを助ける親になる」として今日からはじめられる行動のヒントを伝える。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/841564953528025088/origin_1.png)
悩みから抜け出した父母や、 悩みを抜けていく途中の家族の言葉などは、 なかなか聞く機会のないもの。 本書では、 実際に不登校を乗り越えた親子の体験談(アンケート)を9ケース掲載している。 1.【ママ&パパVOICE】親子間の距離を置いてみて 2.【ママ&パパVOICE】親こそ学んで、 自己を見つめ直す 3.【ママ&パパVOICE】信頼できる第3者は親子の道を開く 4.【ママ&パパVOICE】重たい世界から、 今は軽やかな世界へ 5.【子どもVOICE】質問攻めはやめて。 親の本音が聞きたい 6.【子どもVOICE】親の心配そうな顔を観て、 罪悪感を感じた 7.【子どもVOICE】「やればできる」と言わないで! 8.【子どもVOICE】親のため息・・・・・ 9.【子どもVOICE】僕ではなくて、 母が「家を出ていく!」と聞いたとき 「親子が屈託なく笑える日」のきっかけになってほしい(編集担当より) 実際に相談に来るお母さんの気持ちは相当限界になっているそう。 本書には、 特に子どもとの時間を過ごすことが多いお母さんに向けてメッセージがこめられている。家族だけ、 もしくはひとりで悩んでいる人がいるなら「頼っていいんだ」という選択肢を家族で共有してもらいたい。 未来の家族の笑顔のためのきっかけになるための1冊。
はじめにより
『不登校の”イヤ”に疲れたあなたに、 一人の力での限界を知って、 誰かを頼ることで、 出口の見えない暗いトンネルから抜ける道のヒントを見つけていっていただだきたいです。 「あのときは苦しかったね。 だけど頼った人が良かった。 出会いのおかげで今日があるよ」と、 後になって、 親子が屈託なく笑える日のために』