相鉄ホテルマネジメント(横浜市西区)と相模鉄道(同)は9日、ビジネスホテル「相鉄フレッサイン 横浜駅東口」(同)に開設した「鉄道コンセプトルーム」を報道陣に公開した。客室に運転台などを設置。鉄道の魅力や歴史に触れることができる。相鉄としては、沿線の知名度を上げるのが狙い。
客室には2019年に引退した「7000系」のブレーキ弁ハンドルなどを使った手製の運転台や、横浜駅の変遷を振り返る48枚の写真を展示。相模鉄道のキャラクター「そうにゃん」の縫いぐるみなどもある。
宿泊対象期間は11日~2022年12月10日。1日1室限定で、定員は最大2人。料金は1泊1万5千~3万円程度。今月1日から予約を開始。同ホテルの公式サイトで、先着順で受け付けている。
同社の担当者は「鉄道部品などに触れて、(鉄道を)好きになってもらいたい」と話している。