2021年いっぱいで生産終了のホンダ ステップワゴンとオデッセイはいつまで新車で買える!? ディーラーに直撃してみた

2021年いっぱいでホンダは埼玉県の狭山工場を閉鎖する。それに伴って狭山工場で生産されているホンダ ステップワゴンとオデッセイが生産終了となってしまうのは既報の通りだ。だが、一体この2台はいつまで新車で購入ができるのだろうか!? 都内近郊に今の状況を直撃してみた。結論からすればステップワゴンに限っては在庫数が限られており、気になる方は今すぐにでも問い合わせをオススメしたいという状況であった。詳しくお伝えしよう。

ホンダ 新型ステップワゴン e:HEV SPADA G・EX Honda SENSING(FF)[2020年1月9日一部改良] [photo:Honda]

ステップワゴンとオデッセイが2021年に生産終了! フルモデルチェンジは少し先に実施予定

ステップワゴンは2017年にビッグマイナーチェンジを実施し、エクステリアデザインを変更。加えてハイブリッドモデルを追加するなど地道な改良を続けていた, オデッセイも2020年10月に内外装を一新し、フルモデルチェンジ並の改良を行った矢先のことであった
ステップワゴンは2017年にビッグマイナーチェンジを実施し、エクステリアデザインを変更。加えてハイブリッドモデルを追加するなど地道な改良を続けていた, オデッセイも2020年10月に内外装を一新し、フルモデルチェンジ並の改良を行った矢先のことであった

冒頭に述べた通り、ホンダ ステップワゴンとオデッセイが2021年いっぱいで生産終了となる。現行ステップワゴンは2015年、オデッセイは2013年の登場であったためにフルモデルチェンジをしても不思議ではない時期に差し掛かっていたために残念に思っているユーザーも少なくないはずだ。

そしてオデッセイに至っては2020年10月に内外装に手を加えるなどビッグマイナーチェンジを実施したばかりであったために、まさか! という状況である。

ちなみにこの2台、一旦は市場から姿を消すものの、ステップワゴンはまもなくのフルモデルチェンジ。オデッセイは2023年ごろに後継モデルが投入される見込みとなっている。

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ステップワゴンは残りわずか! オデッセイはグレードも豊富に選べる状況

前置きが長くなってしまったが、今回の本題である「いつまで新車で購入できるのか!?」に話を戻そう。

ステップワゴンのハイブリッドモデルは比較的豊富な台数を確保

2021年12月7日に都内近郊のホンダディーラーに問い合わせたところ「ステップワゴンはすでに在庫販売となっており、ガソリンモデルに至っては数十台程度となっている」という。

ステップワゴンはガソリンとハイブリッドモデルをラインアップしているが、販売状況的には半数以上がハイブリッドを占めている状況である。そのため、ガソリンモデルの割り当てが当初から少ないこともあり、残りがわずかとなっているのだ。

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オデッセイはグレードも豊富に選べる状況

そしてオデッセイは「ステップワゴンに比べると余裕があります。現在でもガソリンとハイブリッドともにグレードも豊富に選べる状況です」と語っていた。

だが、いずれも注目度の高い車種。そして生産終了に伴って駆け込み需要も見受けられる状況であるために、商談の際にはグレードやボディーカラーが限られてしまう可能性もある。

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購入検討者はいち早い問い合わせをオススメ

ステップワゴンとオデッセイの購入を検討しているユーザーは、いち早くディーラーへ確認するのが得策だと考えている。とくにステップワゴンのガソリンモデルを検討している方は今すぐにでも問い合わせをするのがよさそうだ。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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