CL敗退でバルセロナが苦渋の決断⁉ 今冬の移籍市場で大量放出か

 バイエルン・ミュンヘンに3発完敗を喫し、UEFAチャンピオンズリーグ敗退という屈辱を味わったバルセロナは、大量放出を余儀なくされるかも知れない。

シャビ監督が痛恨のCL敗退に落胆「これが現実」

 長年に渡る財政上の失策とテクニカルな判断の誤りにより、リオネル・メッシの退団とCL敗退の惨事を引き起こしたバルサ。CLで得るはずだった収入がなくなり、必然的に移籍市場での活動を妨げられている。スペイン紙『スポルト』によると、バルサは財政強化のために1月に複数選手の放出を検討。アーリング・ハーランドやフェラン・トーレスのような有力選手を獲得するため、苦渋の決断を強いられると報じた。

 サミュエル・ウンティティは2018年FIFAワールドカップ以降ほとんどプレーしておらず、ピークを過ぎたルーク・デヨングはシャビ・エルナンデス監督の構想に入っていない。クラブ史上最悪の決断の一つと揶揄されるフィリッペ・コウチーニョには、どんなオファーでも耳を傾ける方針だ。戦術理解度や守備力が低いセルジーニョ・デストも若さゆえに他クラブからのオファーが期待でき、序列が下がったオスカル・ミンゲサはスカッドの低下を最小限に抑え売ることができる。

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