故ジュース・ワールドの遺作が配信サイトでTOP10中8つを独占する大反響

2019年12月8日に亡くなったジュース・ワールド(Juice WRLD)。彼の2枚目の遺作アルバム『Fighting Demons』が2021年12月10日に発表され、Apple MusicのデイリーUSチャートではTop10のうち2位と4位以外全てを独占、SpotifyのデイリーUSチャートでもTop10のうち7位と9位以外全てを独占するなど、大反響となっている。

アルバムには、ジャスティン・ビーバーとの楽曲「Wandered to LA」、BTSのSUGAとのコラボ曲「Girl Of My Dreams (feat Suga from BTS)」、ポロGとトリッピー・レッド参加の「Feline (feat Polo G & Trippie Redd)」といったゲスト・アーティストらも出演している。

発売日には、現在アルバム収録楽曲で最も聞かれている「Burn」のミュージック・ビデオが公開。ジュース・ワールドが生前に「Burn」を制作していた際に撮影していた様子が収められた映像となっている。

<動画:Juice WRLD – Burn (Official Music Video)>

ジュース・ワールドの母親であるカルメラ・ウォレスさんは新作やジュースについてこう語っている。

「ジュース・ワールドは、世界中の何百万人ものファンに新しい音楽を届けること以上に楽しんだことはありませんでした。彼は驚くほどの音楽を残してくれたので、ファンはこれからもずっと新しい曲を聴くことができます」

「ジャラド(ジュースの本名)は、自分の苦悩を常に正直に語り、天才的な音楽家として、自分の心の中にあるものを芸術を通して生き生きと表現しました。彼は決してあきらめず、友人や家族も彼への支援をあきらめませんでした…私たちは、依存症やメンタルヘルスに悩むすべての方に、決して戦いをあきらめないことをお勧めします。私たちは、彼に敬意を表して開設されたLiveFree999.orgを通じて、無料のサポートを提供し続けます」

Written By uDiscover Team

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**ジュース・ワールド『Fighting Demons』
**2021年12月10日配信

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