師走の夜空に”夢花火” 広島市・廿日市市

広島市と廿日市市の17カ所で一斉に打ち上げられた11日の花火。これまでとは異なる形での開催に「冬の花火師」も期待を込めていました。

コロナ禍で大きな花火大会が相次いで中止に。

イベントの準備を進める花火業者もこれまでとは違った形の花火大会に期待を込めていました。

牛尾煙火製造所 牛尾彰彦社長「(今までの花火大会は)数万人の方が現地に集われていたわけですけど、実はその何倍ものはるか多い人が遠くで見る、あるいは見られなかったというのが今までの花火ですけど、それがわが町の近所で見られると」

南区・黄金山で花火を見た人「普段夜景とか見に来たことがあるんですけど、なかなか広島市全体でいろんなところから花火が上がるっていうのは見れない景色なのですごく感動しました。ぜひまた見たいですね。(子供が)わかるようになった頃にまたあったらすごいうれしいです」

南区・宇品で花火を見た人「コロナでいつも中止になっていたのが、また見れたので良かったです。きれいだった」

コロナ禍だからこそ見れた冬の花火。「夏より空気が澄んでいてきれいに見えた」という声もあったといいます。

わが町から見えた花火に笑顔があふれていました。

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