地元産業の関連技術を学ぶ朝鮮の高校生 各地で技術高級中学校を新設

朝鮮では近年、各部門の技術高級中学校を増やしている。高級中学校は、日本の高校にあたる。

学生たちは、一般科目以外に該当分野の技術を専門的に学ぶ。

朝鮮の学生たち(C)朝鮮新報

 今年は、化学部門の技術高級中学校と高級中学校の技術班が新設された。

 今後、被服、料理、産業デザイン、林業、養蚕業、サービス部門の技術高級中学校と高級中学校の技術班を新設するという。

 朝鮮では、各地域の産業と結び付ける形で、地元の学生たちが学ぶ技術学校を増やしている。例えば、大規模な電化製品メーカーが操業している地域では、テレビなどの映像機器の製作などを学ぶ。

 教育委員会と各道・市・郡の教育部門の担当者たちは、各地に技術高級中学校と高級中学校の技術班を新設するのに合わせて教員の陣容を整え、授業と実験・実習を行うための準備を進めている。

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