一正蒲鉾株式会社(新潟市東区)がESG経営の推進などを目的に「サステナビリティ委員会」を設置

一正蒲鉾本社

一正蒲鉾株式会社(新潟市東区)は14日の取締役会において、「サステナビリティ委員会」の設置について決議した。

一正蒲鉾は7月に「一正蒲鉾株式会社 ESG経営宣言」を制定。同時にスタートした第二次中期経営計画において、ESG経営を計画の基盤に位置付け、持続可能な社会の実現への貢献と企業価値向上の両立を目指している。

今回設置した「サステナビリティ委員会」は、代表取締役社長執行役員を委員長とし、執行役員全員をメンバーとして構成。サステナビリティに関わる基本方針、戦略・戦術について審議・監督を行うとともに、定期的に取締役会に報告する。

これにより、一正蒲鉾のサステナビリティ推進をより全社的観点から統括し、ESG経営を実効的に進めることになるという。

また一正蒲鉾は、「同社を取り巻くさまざまなリスクのマネジメントがサステナビリティの重要な要素である」と認識し、「サステナビリティ委員会」では、リスクを統括管理する「リスク管理委員会」と綿密な連携を図っていくとしている。

【関連記事】
一正蒲鉾株式会社(新潟市東区)が新市場区分「プライム市場」に不適合、取締役会で上場維持基準の充足を目指すことを決議(2021年11月12日)

一正蒲鉾株式会社(新潟市東区)が2022年6月期第1四半期決算(連結)、原材料価格やエネルギー価格の高騰など様々なコスト増が響く(2021年11月12日)

© にいがた経済新聞