【新型コロナ】オミクロン株に備え 神奈川県が厚木のホテルを追加運用

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症対策を巡り、神奈川県は14日、新変異株「オミクロン株」感染者の濃厚接触者を受け入れる宿泊療養施設として「レンブラントスタイル本厚木」(厚木市、126室)を同日から追加運用したことを明らかにした。

 県は国の水際対策に基づき、これまで「湘南国際村センター」(葉山町、95室)で濃厚接触者を受け入れてきたが、施設を追加して今後の増加に備える。

 帰国者らの待機施設が逼迫(ひっぱく)している問題を受け、現在休止中の宿泊療養施設「パークインホテル厚木」(厚木市、282室)を国に貸与した。

 県は「現在は宿泊療養施設の利用者が少なく、コロナ感染者の受け入れに影響はない」と説明している。

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