バルセロナのカンテラで育成されたアヤックスのカメルーン代表GKアンドレ・オナナ。
今季限りとなっているアヤックスとの契約延長を断り、来季からは別のチームに移籍する。
そのオナナは『SPORT』のインタビューでこんな話をしていた。
アンドレ・オナナ(アヤックスGK)
「(インテルと基本合意したという話があるが)
他にも多くの話がある、アーセナルとかバルサもね。でも、現時点では何も決まっていない」
(バルサからも話はある?)
いまでもバルサとは連絡を取り合っている。退団後もとてもいい関係にあるよ。バルサは我が家だし、常に連絡している。
(バルサとの契約が第一希望?)
もちろん、我が家だし、育った場所でもある。バルサがあるなら、バルサになる」
(なぜバルサ退団を決断した?)
スポーツ面で先に進むのが難しくなっていたので、退団を模索しなければいけなかった。
(君たちの世代でトップチームで地位を確立した選手がいない理由は?ベジェリン、ククレジャ、グリマルド、アレニャ、アダマ・トラオレ、ムニールがいたが)
全員のためのスペースはない。トップチームに割って入るのは簡単ではないんだ。
最高レベルの選手たちが揃っていて、誰かがそこから抜けない限りは入るのは難しい」
(テアシュテーゲンは今でも世界最高のGKだと思う?)」
「バルサのGKは常に世界最高のひとりだよ。テアシュテーゲンであろうと誰であろうとね」
(彼の地位が問われ始めている)
サッカーではいい時も悪い時もある。確実なものはない。
彼はこれまでに偉大なGKであることを証明してきたし、いまでそれを続けている。
喜ぶ人間もいれば、そうではない人間もいる。誰もがミスをするし、それは学習のひとつでもある」
(バルサの第2GKはどのような役割を担うべき?)
それはクラブの判断だ。(正GKと)より戦わせたいのであれば、より強い選手を探さなくてはいけない。
ネトだけでなく、イニャキ・ペーニャとアルナウ・テナスも候補になるべきさ。素晴らしいGKだからね。
(なぜカンテラからGKを見つけ出すのが難しいのか)
このようなビッグクラブでプレーするのは難しいものだ。
テアシュテーゲンは非常にいいプレーをしているし、彼はまだ若いので、さらに難しくなる。
スペースがなければ、誰も入り込めない」
(カンプ・ノウでプレーする自分を想像できる?)
もちろんできる。
いつかはカンプ・ノウでプレーするだろう。それがバルサでのプレーか、バルサとの対戦かは分からないけどね」