平野佳&能見のベテランが奮闘も外国人は…25年ぶりパ制覇、オリックスの今季補強を診断

オリックス・平野佳寿(左)と能見篤史【写真:荒川祐史】

オリックスの宮城は高卒2年目の今季に13勝4敗、防御率2.51

オリックスは今季、70勝55敗18分けで1996年以来25年ぶりにパ・リーグを制した。敗れたとはいえヤクルトとの日本シリーズも熱戦の連続。中嶋聡監督の下、若い力が躍動したが、メジャーから復帰したベテラン平野佳寿投手らの働きも見逃せない。ここでは新人を除いた“新戦力”の働きを検証する。

37歳の平野佳は2018、19年にダイヤモンドバックス、20年にマリナーズでプレーし、今年4年ぶりに古巣復帰。46試合に登板してリーグ2位の29セーブをマークした。能見篤史投手は昨年オフに阪神を自由契約となり、兼任コーチとしてオリックスへ。42歳左腕は26試合に登板してチームを支えた。

外国人では、昨季楽天でプレーしたステフェン・ロメロ外野手が2年ぶり復帰も、コロナ禍で家族が来日できないため8月に退団。シーズン途中に加入したグレン・スパークマン投手は6試合、セサル・バルガス投手は5試合登板に終わり、ランヘル・ラベロ内野手も2試合出場にとどまった。

昨季までソフトバンク育成で、トライアウトを経てオリックスと育成契約した田城飛翔外野手は2軍で71試合出場、シーズン後に戦力外通告を受けた。

【成績表】平野佳&能見のベテランコンビが活躍も…オリックス新戦力の今季成績一覧

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(Full-Count編集部)

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