33歳アグエロが涙の現役引退…不整脈でプレー続行困難と判断「やれることは全てやった」

 バルセロナのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロは、輝かしいキャリアを終止符を打つと発表した。

療養中のアグエロが引退決断か…15日に会見を実施

 33歳アグエロは15日にカンプ・ノウで会見を開き、家族やチームメイト、ジョゼップ・グアルディオラやチキ・べギリスタインが見守る中スパイクを脱ぐ決断を表明。ハンカチで涙を拭きながら、メディアを通じて自身の胸中を語っている。

「サッカー界から引退すると伝えたい、本当に難しい決断だった。健康が第一だし、医師にも辞めるのが一番だと言われたんだ。可能なことは全てやったとみんなには話したい。5歳の時からサッカーをするのが夢だったんだ。アトレティコ・マドリード、マンチェスター・シティ、バルサ、みんなに感謝を表明したい」。

2011年夏にアトレティコから4000万ユーロでマンCに到着したアグエロは、マンチェスターで通算275試合に出場して184得点を記録。5つのプレミアリーグを含む多くのタイトルを獲得し、キャリアにおける通算成績は786試合427ゴールと圧巻の数字。命の安全を第一に考え、サッカー界を代表するストライカーが現役生活に終わりを告げた。

アグエロが現役引退を発表 Photo Michael Regan

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