津久井在来大豆を活用「宮ケ瀬和フィン」 オギノパンが製造 18、19日に試行販売

津久井在来大豆のきなこを使った宮ケ瀬和フィン(@yuka*cm/フーディスト®提供)

 神奈川県は宮ケ瀬湖周辺地域の活性化を目指してご当地スイーツ「宮ケ瀬和フィン」を開発した。18、19日に宮ケ瀬湖畔の鳥居原ふれあいの館(相模原市緑区鳥屋)で試行販売する。

 「宮ケ瀬和フィン」は、地域の特産品の津久井在来大豆のきな粉をたっぷり配合し、水を使わず牛乳と卵で練り上げた生地をしっとりと焼き上げた和テイストのマフィン。

 広告会社の横浜エージェンシー&コミュニケーションズ(横浜市西区)に委託し、フードコーディネーターの「yuka*cm(ユカセンチ)」さんがレシピを作り、地元のオギノパン(相模原市緑区長竹)が製造した。ユカセンチさんは「津久井在来大豆のきな粉を引き立てるお菓子にしようと思い、あんこやもち、ごまと合わせ、表面に塩の結晶をかけたのがポイント。津久井在来大豆の魅力を知ってほしい」と呼び掛けている。

 県ではこれまで宮ケ瀬グルメとして「宮ケ瀬サンド」と「宮ケ瀬豚まん」を開発しており、今回が第3弾。18、19日の試行販売には3種すべてを販売する。

 宮ケ瀬和フィンは1個170円。1日50個限定。オギノパン本社工場直売店(相模原市緑区長竹)でも13日からを販売している。

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