イオン上越店に新店舗 20日まで特別販売も 妙高市の東京堂

 上越市富岡のイオン上越ショッピングセンター1階の専門店街に15日、東京堂(本店・妙高市朝日町1)がオープンした。和菓子店として66年の歴史の中で、初の妙高市外への出店。オープン記念販売もあって、初日から行列ができていた。

人気商品の「かりんとうまんじゅう」をはじめとした各種菓子類、土産物として県内の銘菓も販売

 同店では名物の「かりんとうまんじゅう」など、人気の菓子類の他、柿の種などの県内で名物となっている土産物なども販売。オープン記念として、17~20日までシフォンケーキを特別販売する。

 同店の宮下哲専務取締役によると、コロナ禍で冠婚葬祭が減ることで菓子類の消費が減り、一方で製造、販売の観点から商品は一定数以上製造しなければならず、「店の認知度向上のため、妙高市外にも出店が必要だった」と語る。今回、これまでの商品開発や販売の縁などもあり、2カ月で開店にこぎ着けた。

 新店では、「新潟の店として作り、売ることを考えた」という宮下専務。ロッテアライリゾートの特産品店代表を務める経験から、年末年始などの土産物として購入してもらおうと、県内の名物菓子も扱った。今後はグルテンフリー商品など、新しい商品も販売する予定で「東京堂を知っていたけれど、行けなかった人に来てほしい」と願った。

 東京堂イオン上越店は、午前10時から午後8時まで営業。電話は025・521・2531。

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