福山市神辺町で不審火相次ぐ

福山市神辺町で3日間で4件の不審火が相次いで発生しています。警察と消防はパトロールを強化するなど警戒を強めています。

高橋勇介記者「火事のあったごみ置き場は内部が燃えた跡があり、いまでも焦げ臭いにおいがのこります」

12日午前1時35分ごろ福山市神辺町のゴミ置き場で段ボールなどが燃える火災がありました。

ほぼ同じ時間帯に直線距離で約150メートル離れた現場近くの田んぼでも枯草などを焼く火災が発生しています。

住民「音がしてびっくりして起きたら火が燃えていたのでびっくりしました」

神辺町で発生した火事は、これだけではありません。

二日後の14日には同じ神辺町内で駐車場や田んぼの枯草などが燃える火事が2件発生しています。

12日と14日の火災現場はおよそ1キロ圏内となっていて、消防によると4件とも現場に火の気はなく、放火が疑われるということです。

深安消防署 藤井宏武予防係長「自宅の周りを今一度見直しをしていただいて、燃えやすいものがないか大掃除の機会を合わせて整理をしていただければと

思います」

警察や消防では不審火が相次いだことを受けて、火事があった周辺をパトロールするなど14日から連日警戒活動を続けています。

警察は4件とも放火の可能性があるとみて、防犯カメラや付近の聞き込みをするなど捜査を進めています。

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